切り取り試験

きりとりしけん

防止工事における切り取り試験とは、防水工事前に防水層の劣化状態をより正確に診断するためや、防水工事を行った結果を知るために、防止面の一部を切り取って、厚さ・重量・張り付け枚数などや、その劣化状態を調査することです。

事前の工事では、目視や指で触ることを切り取り試験の前に行います。露出防水層の場合は、防水層表面から劣化状態やそれによる不具合箇所を特定でき、また防水層の硬化状態などから、その下部の防水層の劣化の進行状況が推測できます。そのため、切り取り試験まではする必要は一般的にはありません。

それ以外では、切り取り試験を行うことで、より正確な防水層の劣化状態が把握できますが、別途試験のための経費が発生します。

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