防水工事の効果を長期間持続させるために実施すべきこと

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防水工事の効果を長期間持続させるために実施しておきたいこと

防水工事をしても管理が悪いとその防水効果を長く持続させられません。長く効果を持たせるには、また異常があったときに大規模な改修工事にならないようにするためには、以下の事項を実施することが、国土開発技術センター発行の「建築防水の耐久性向上技術」を参考にご紹介します。

1) 年2~3回、定期的な防水層の清掃

防水層の洗浄には、中性洗剤を用い、金属ブラシ以外のブラシを使用して行います。シートの接合部がある場合、重なり合う上のシートから下のシートの方向へ清掃を行います。
特に念入りに清掃を行う箇所は、排水溝や排水口の周辺です。たまった泥や枯れ葉などあれば取り除きます。

2) 2年に1回、定期的に防水層の状態の点検

点検の結果、次のような異常が見つかった場合、施工業者に連絡をし、確認を依頼します。
・防水層の接合部の剥離していないか。
・仕上げ塗料の剥離、またはすり減って、下の防水シートが表面で出てきていないか。
・防水層の破れや穴があいていないか。
・保護層の盛り上がりや、欠損がしょうじていないか。
・押えの金物や笠木などの取付けがゆるんでいないか。

3) 塗装仕上げを行っている場合、約5年に1回程度、定期的に仕上げ塗料の塗り替えの施

雨漏りを起こしていなくても定期的に実施することで、塗り替え費用は発生しますが、長期的に見ると改修工事を行うよりもコストが安くあがります。

4) 鳥害が予想される場合、鳥害防止策の実施

防水層に悪影響を与える鳥害とは、カラスなどによるクチバシによる傷と、鳥のフンが堆積することで防水層が腐食することです。鳥のフンは定期的な清掃回数を増やすことで対応は可能ですが面倒です。クチバシによる傷はネットなどの対策でないと防止できません。

5) 防水層に明らかな損傷を与えた場合、施工業者に連絡し損傷のレベルの確認

必要ならば、改修工事を依頼します。

6) 雨漏りを確認したら、速やかに施工業者に雨漏りする場所の特定の依頼

雨漏りが、大したことがなくても放置すれば大きな改修工事になるので、早く対応することが大切です。



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