湿式工法

しっしきこうほう

湿式工法とは、防水工事の工程で水を使い、その水が乾燥する過程で起きる化学変化によって土壁、石膏(せっこう)、漆喰(しっくい)などの材料の凝固を促進、硬化させて防水性能を発揮させる工法のことです。簡単に言えば、材料に水を加えて柔らかくし、塗り付けて工事を行う方法です。

乾燥が必要なため、屋外では天候に左右される、乾燥までの時間がかかる、作業を行う職人の技術によってできあがりに差が出るなどのデメリットもあります。一方で、石膏ボードや合板を用いて行う乾式工法と比較すると、コストが安価、デザインの自由度が高く使用する材料によって質感を高め、表面につなぎ目がなくきれいに仕上げられるなどのメリットがあります。

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