合成ゴム系防水
ごうせいごむけいぼうすい
合成ゴム系防水とは、各種の合成ゴムをシート状にして、接着剤で下地に貼り付けて、防水効果を持たせる工法のことです。
合成ゴムは、天然ゴムよりも耐熱性、耐油性、耐薬品性、耐摩耗性に優れています。号背ゴムには、スチレンブタジエンゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴムなどがあります。
合成ゴム系防水工法の主な特徴は、コストが安価、工期が短いメリットがありますが、防水層としては、厚みが薄いので、鳥が防水層をついばむことで損傷を受けやすいというデメリットもあります。
合成ゴム系防水工法には、接着工法と機械式固定工法があります。いずれの工法も仕上げ方法は、露出仕上げで、防水層は歩行には適していません。