FRP防水とはどういうものですか? メリットとデメリットを教えて下さい。

FRPは「Fiber Reinforced Plastics(繊維強化プラスチック)」の略称で、屋上等防水箇所にガラス繊維マットを敷き詰め、その上からポリエステル樹脂という液状の樹脂を塗り重ねてつくります。 速乾性があり、何層に塗り重ねる場合でも1日で施工可能です。 住宅のバルコニーによく用いられている防水工法です。 FRPは無色透明なので、通常はその上から保護塗装をして仕上げます。

メリットは、FRPの特長である高強度な材質です。 耐衝撃性、耐摩耗性が優れているので、重歩行の箇所に適しています。 また、ウレタン防水同様、液状の防水材を現場塗布するので、防水上の弱点となる継ぎ目の無い、一体的な防水層となります。 デメリットは、硬度がある分、伸縮性が少ないことです。 伸縮性が少ないと地震等の大きな動きについていけず、ひび割れしやすいため、広い箇所にはあまり向いていません。

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