防水工事で多いトラブルには何かありますか？

防水工事に関するトラブルには、工事方法にもよりますが、以下のようなトラブル・クレームが生じることがあります。

1)　臭いと騒音 防水工事に使用する塗料などに臭いがあります。臭いの成分は、空気より軽いので工事場所より高いところでトラブルになる可能性があります。騒音は古い防水工事の跡を撤去するときに生じます。工事の内容によっては無視できる可能性もあります。事前に業者に確認すれば分かります。臭いや騒音、あるいは工事に関するいろいろな迷惑がかかる可能性は近隣の住民の方に挨拶する気配りがトラブル・クレームを抑えるの役立ちます。

2)　追加工事の内容と費用 防水工事を行っているときに、追加で工事をした方が良いことがわかったりします。工事の人から「ついでにここもやっておいた方が良いですよ」と言われても、それが無料なのか、有料なのか、有料なら本当に必要な工事かをしっかり確認して返事をしないと後で、トラブルになる可能性があります。有料であれば、その費用に関して口頭ではなく見積りをもらっておきます。

3)　保証付と思ったら保証が付かなかった 通常はメーカー指定の工法を行うとメーカー保証が付きます。しかし、費用を低くするためにメーカー指定の工法を行わないと保証が付かなかったというトラブル例があります。保証と低費用のどちらを選ぶかの問題ですが、保証を優先するなら、しっかりと保証がつくかどうかを確認するようにしましょう。

4)　悪徳業者で見積もり依頼のみが契約を強引に迫られる 契約しなければならない理由はないので、断固として断りましょう。