防水効果を長持ちさせるにはどうすれば良いですか?

一度、行った防水工事の効果は、建物を紫外線、風雨、熱などから守ります。その代り、紫外線などによって防水層が劣化していきます。これら建物や防水層に悪影響を与える紫外線などをカットすることはできないので、防水効果を長持ちさせる方法は無いのが現実です。

しかし、人間の身体と一緒で老化は避けれませんが、日々の健康チェックを怠らないことで、大病をしないで健康な生活を送れます。防水工事も完全に防水層が劣化する前に、日々の点検・清掃で水がたまらないようにしたり、小さなひび割れのときにメンテナンスをしっかり行うなどすることで、防水効果を長く保てます。

気を付けたい防水(層)の変化には、以下のような現象があります。 1)防水層の保護のために塗られている塗料の退色、はがれ、ひび割れなど 2)防水層を保護しているシートがふくれて持ちあがる、あるいは破断・損傷するなど 3)外壁のひび割れ、サビ状の物質や白い物質が表面に浮き出てくるなど 4)土砂などの堆積物がたまり植物が生育しているなど。

これらの点検を、ドレイン(排水口)周りは年2回ほど行いゴミなどを取り除きます。他は年1回程度確認して、大きな異常や心配であれば専門家に相談します。なお、土砂がたまって植物が生育していたら、植物の根の貫通力が非常に強く防水層を貫通していることがあるので、無理に引き抜くと余計に水漏れの原因になります。専門家に相談するか、根だけを残して、これ以上の生育を防ぐようにします。

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