雨漏り、水漏れが始まってから防水工事をするのでは、何か大きな問題がありますか？

一般的には、何か良くない現象が起きてからでないと対策はしないものですが、防水工事に関しては、雨漏り・水漏れが見つかってから依頼すると遅すぎて防水の修繕・改修コストや工事時間が多くなります。また、建物の劣化も場合によってひどく進行して建物の資産価値も損じてしまう危険性があります。

それは、雨漏り、水漏れが表面に現れる前に、水が建物内部までに浸食しているからです。すぐに表面に現れてくれば、問題は小さいですが、長年かかって表面に出てくると分かった時点では、建物内部がひどく腐食・劣化している可能性があります。

そのため、防水工事自体も大規模になるだけでなく、建物内部までの修繕・改修工事まで必要になる可能性が高まります。およそ、10年間を目処に点検をして、必要ならば予防的な対策を取ることが防水工事に関してはとても重要です。