チョーキング

ちょーきんぐ

チョーキング(chalking)とは、白亜化(はくあか)とも呼ばれます。外壁などの塗膜面は、日光(紫外線)、熱、水、風などにあたると、塗料の主成分の樹脂が劣化し、混ぜ合わせられている顔料が黒板に文字を書くときに使用するチョークの粉のようになって表目に浮き出る現象が起こります。この現象をチョーキングと言います。特に、淡い色の塗膜面に起こりやすい現象です。

粉の正体は、主に塗料に含まれている二酸化チタンです。古い壁に服が触れると白く汚れるのは、この現象が起きているからです。なお、すべての塗料の塗膜面でチョーキングが起こるわけではありません。起きない素材もあります。

チョーキングが起きると、塗膜面の光沢がなくなり、そのまま放置すると塗膜のひび割れやはがれが生じます。手で触って手に白い粉が付けば、誰にでも簡単に塗膜面が劣化していることが分かります。この現象が、起きると塗膜面が変色したり、防水性能が落ちてきたりします。

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