ガラスマット

がらすまっと

ガラスマットとは、ガラスを高温で溶解させ、1000分の1ミリ(ミクロン)レベルの細い繊維を綿状にしたガラス繊維(グラスウール)を薄い板のマットまたはフェルト状に加工した製品のことです。

特徴は、ガラスの持つ耐熱性、不燃性、耐久性、防蝕(しょく)性、軽量性に加えて、断熱性、吸音性、防振性にも優れ、繊維状であることから柔軟性もあることです。ガラス繊維を布状にしたより薄いものはガラスクロスと呼ばれます。ガラスマットより薄いですが引っ張りに対する強度は、ガラスマットよりもあります。

ガラスマットは、主にFRP(繊維強化プラスチック)防水工事の施工の際に使用されます。柔軟性があるので、曲面部分にも工事がしやすく、重ね合わせて使用することで厚みを持たせることも簡単にできます。繊維状のため、塗布する樹脂が染み込みやすく作業性が高い特徴があり、コストは安価です。

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