エチレン酢酸ビニル樹脂系防水

えちれんさくさんびにるじゅしけいぼうすい

エチレン酢酸ビニル樹脂系防水とは、エチレン酢酸ビニル樹脂(EVA:Ethylene-Vinyl Acetate copolymer)を使用する防水工法です。エチレン酢酸ビニル樹脂には、柔軟性、強じん性、低温特性、水・紫外線に対する耐候性に優れた特性があります。

下地の乾燥を必要としない湿式シート防水工法で、表面に直接モルタルを塗りができるので、水槽や地下防水にも適し、主に、屋上、室内のほか、トンネル、地下防水工事などで利用されます。

エチレン酢酸ビニル樹脂系防水には、以下のような特徴があります。
(1)下地が湿っていても乾いていても、セメント系の接着剤を使用するので防水耐久性が変わりません。
(2)下地が湿っていても防水性能が変わらないので、コンクリート打設後型枠を外し、晴雨に関係なく数日後に施工でき、また下地塗りも簡単なので工期の短縮ができます。
(3)モルタルの剥落を防ぐために使用される金網(ラス網)が不要です。
(4)接着耐久性は半永久的に長期間保持されます。
(5)工事にあたって、環境や健康に有害な物質を排出しないので、室内の狭い場所での作業も安全です。

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